夫婦でFIRE@50歳を目指すブログ

** 2023年 投資収入340万円 (配当170万&利子150万&利確20万) **

今後の資産形成戦略

アーリーリタイア目標が、突然6年後になったので
税金対策の関係から、資産形成の仕方も変えなきゃ💦


① 高配当株を新たに買うのはやめる


5年前に(まだたった5年なのか!)株式投資を始めた時
やたらと高配当株を漁っていました。

配当で、資産を崩さずにリタイア生活
というのを目標にしていたからです。響きが良かった。

でも去年あたりから、高配当株は株価の伸びが緩やかだ
ということに気がつきました。

その上、低所得者だと受けられる恩恵も対象外になるし
将来、どんどん資産を増やしていくことが目標なのに
配当=所得が増えることがなんだか嫌に・・。

ということで、今後は高配当株を買う時は
TFSAかRRSP口座内でするようにしようかな。

今持っているものは、取り崩しの際に
優先して売却しようかなと思っています。


② 利益確定はほどほどに


例えば、株価がこれ以上上がらなさそうだから売って
同じ銘柄を底値で買い戻すという神業を
ストレスなしでやり遂げられるならしようと思ってます。

でも、今年ビットコインが暴落した5月くらいから
急にスイング投資熱が冷めてきて(マイナスになってたからね)
板に張り付いているのがそれほど楽しくないというか
むしろストレスになっている気がしてきたので
しばらく遠ざかっていました(嫌なことはしない主義)。

無課税のTFSA口座や、RRSP口座の中でなら
短期投資として遊んでもいいかなと思ってますが
問題はキャピタルゲインの50%が課税所得になるCASH口座。


現在の投資収入程度なら、税金を支払う必要はないのですが
個人年金を引き出すようになって、税金を払うようになったら
投資収入があるのとないのでは、支払う金額が全然違います。

例えば、200万円までの投資収入は無税だったのに
300万円の年金収入が加算された途端に
合計500万円分の税金を支払わなくてはいけなくなります。

なので非課税の部分で儲けを出し続けるのが
一番効率がいいということに気がつきました。


しかし、私の年金口座に多く資産が入っている関係で
リタイア後にガンガン株を売って生活費にしていたら
私の方が所得が多くなりそう・・

夫がこんなに早くリタイアすると思ってなかった!
計画が狂いました・・

もちろん、夫はリタイアしてからもスキルを使って
お小遣いを稼ぐことくらいはできるので
そうなったら、私の計画通りなのですが。笑
(時々は短期の契約で働くのもいいかもと言っています)

とりあえず今はまだ、リタイア後の活動(YouTubeなど)は
お金になったらラッキー♪くらいの心構えでいます。
本人は稼ぐ気は全くないようなので。


③ 個人年金(RRSP)への入金と出金プラン


【リタイア前: 2022年〜2027年】

働いている間は、限度額最大を夫の年金口座に入金します。
今まで私の口座に多く入れていて、金額が倍くらいになってるので
あと6年間、夫口座に入金し続けてやっと同じくらいになりそう。
(5%複利の6年後予測: 私$290k 夫$300k)

来年から3年間は$23,000、その後3年は$24,000入金して
リタイアする2027年は、入金で更に所得が減るので
2028年夏の児童手当増額に期待しようと思います🙏


【低所得期: 2028年〜2033年】

出金は、リタイア翌年の2028年から、児童手当&
Healthy Kids Programの最終査定年2033年までは
夫婦で$42,000の所得に収まるように
それぞれ$10,000ずつ、合計$20,000引き出します。
(2033年のRRSP予想残高: 私$320k 夫$334k)


【高所得期/年金受給前: 2034年〜2045年】

2034年から2045年は、私が$22,000 夫が$27,000
合計$49,000の引き出し額になるように調整します。
(2045年のRRSP予想残高: 私$221k 夫$163k)

個人年金の資産はこの時期に減らしておかないと
老齢年金が貰えなくなる可能性もあるので必死です💦


【年金受給(査定)後: 2046年〜2052年】

私が$14,000 夫が$11,000の$15,000引き出し。
(2052年のRRSP予想残高: 私$196k 夫$140k)


【RRIF口座に切り替え後: 2053年〜】

2053年(71歳)に、積み立て可能なRRSP口座を
引き出し専用のRRIF口座に切り替える必要があり
その時の残高によって最低引き出し額が決まります。

私の予想した上記の年金残高が合っていれば
最低引き出し額は、私が$11,000&夫が$8,000
くらいになりそうなので、それからはその最低額を
毎年引き出していけばいいかなと思ってます。

90代半ば頃に、私は引き出し最低額が$16,000に
夫は$12,000くらいになりそうです。


これも全て5%の投資利益率で出しているので
実際はもう少し多くなるかも知れません・・💦
嬉しいけど、複雑な心境です。
毎年チェックして、軌道修正しなきゃですね。
新たな計算シートを作る必要がありそうです。


④ 現金口座をジョイントアカウントにする


現在、普通口座+非常用の定期預金が3200万円あります。

普通預金は、利率の高いオンライン銀行(現在1.4%)を探して
数ヶ月ごとに渡り歩いているので、私の名前がほとんどです。

利子所得は私が申告しているのですが($7000/年)
リタイア後は、夫の方が収入が低くなる可能性もあるため
夫が利子所得を申告(納税)することもできるように
各現金口座の名義を共同名義に変えておこうと思います。

どちらか一人が100万円の利子申告をするよりも
二人で50万円ずつ申告した方が
税金の支払額が半額近く抑えられるからです。


また、3200万円のうち2000万円は
将来、親の老人ホーム費用などが嵩み
日本円が足りなくなった時のために残してありました。

その他1200万円は普段使い・・ってことになるのですが
そんなに必要ないので、この秋の調整局面と
再来年の米利上げ決定時の暴落時に株に注ぎ込もうかな。

リタイア後は、個人年金だけでは生活費を賄えないので
親のための2000万円にも手をつけてしまうかも。


利子所得は、100%課税所得になりダメージを喰らうので
なるべく少ない方がいいのと(でもタンス貯金は嫌!)
いざとなったら株を売って送金すればいいのだし
日本にも私と娘たちの口座内に2000万円近くあるので
そちらを先に使って貰えばいいかな・・と。

まぁ、そんなことにはならないと思うけどと
両親は言ってたけどね・・だから多分大丈夫✨

ということで、おそらく現金のほとんどは
リタイア後の5〜6年間で消えてしまうだろうなぁ。

株に手をつけるのは少しでも後回しにしたいからね。
税金も支払わなければいけなくなるし。



⑤ リタイア後の予想収入額


【低所得期: 2028年〜2033年】

私: 配当$10k + RRSP $10k + 利確 $5k (税金: $300)
夫: 利子$4k + RRSP $10k (税金: $100)
世帯収入: $39,000 (内税金支払い合計: $400)

現金から使うとして利子所得は年々減るのは想像つくけど
生活費補填分の株売却で、一体いくらの売却益が出るのか
ちょっと想像がつきません・・。

とりあえず世帯年収$42,000以下になれるように
あまり利益の出ていない株や高配当株を売るなどして
キャピタルゲインを調整したいと思っています。
(キャピタルゲインは実際の利益の50%が課税所得です)


【高所得期/年金受給前: 2034年〜2045年】

私: 配当$10k + RRSP $22k + 利確 $10k (内税金: $3,200)
夫: 利子$1k + RRSP $27k (内税金: $2,900)
世帯収入: $ 70,000 (内税金支払い合計: $6,100)

売却益が200万円で、課税所得が100万円になります。
利益、出ていて欲しいけど、出て欲しくないような・・
複雑な心境です。

引き続き、CASH口座内の高配当株を売っていきます。

もし急に現金が必要になった時に、CASH口座内で
売りたい株がなければ、TFSA内の株を売ってもいい。
TFSAは引き出した額を翌年以降にも繰り越せるので
投資できる枠が減ることがないのです。

ただ、目先の利益で収入を抑えたいからと
無課税で投資利益が増える、貴重なTFSAの枠を
放置して無駄にするのだけは避けないといけません。


【年金受給(査定)後: 2046年〜2052年】

私: 配当$3k + RRSP $14k + 利確 $10k (内税金: $1,800)
夫: 利子$1k + RRSP $11k + CPP&OAS $18k (内税金: $3,400)
世帯収入: $60,000 (内税金支払い合計: $5,200)

2046年(64歳)以降の世帯収入が、$79,000よりも
少なければ、老齢年金(OAS)が最大額もらえます。
これは簡単にクリア。

世帯収入が$45,000よりも少なかったら
補足年金(GIS)も年間110万円もらえるけど
年金をもらい始めたら、流石に低所得家庭は無理かな。

夫の国民年金(CPP)が年間$10,000と
老齢年金(OAS)が$8,000の合計$18,000。

私はCPPが雀の涙ほどと、日本の国民年金が$8,000。
私のは70歳まで受給を伸ばしてもいいかなー
というか、日本はもうその頃には
全員70歳から受給開始になっていたりして・・


【RRIF口座に切り替え後: 2053年〜2074年】

私: 配当$3k + RRSP $11k + 利確 $10k + 年金$8k (内税金: $2,700)
夫: 利子$1k + RRSP $8k + CPP&OAS $18k (内税金: $2,600)
世帯収入: $59,000 (内税金支払い合計: $5,300)

株を売らないと生活していけないので
売却益を気にしつつも切り崩さないとです。

もしまだTFSA口座に株が残っていたら
そちらを先に売却します。


公立の介護付き老人ホーム(Assisted Living)に
80〜85歳くらいから入居するとしたら
収入の70%が入居費になるみたいです。

ということは年間$45,000〜$50,000位になるのかな。
一人(二人)暮らしのコストの方が高いので
どちらかが要支援になったらすぐに申し込みたい。

朝食と夕食が費用の中に含まれているそうで
日系の老人ホームならご飯もそれなりに美味しいと思うし
私も日本の味が恋しいと思うので、今から楽しみ。笑


【90歳半ばの引き出し額最高時期: 2075年〜】

私: 配当$3k + RRSP $16k + 利確 $10k + 年金$8k(内税金: $3,800)
夫: 利子$1k + RRSP $12k + CPP&OAS $18k (内税金: $3,600)
世帯収入: $68,000 (税金支払い合計: $7,400)

後は野となれ山となれ。
もう株とかもできないと思うので
子ども達に託します・・!



⑥ 考察



リタイアを早めたことで、収入のバランスが取れて
晩年は平均して年間700万円くらいの収入になりそうです。

Fair PharmaCare Planでは、収入が700万円の時で
最大27万円までの薬代が実費で、それ以上は無料。

個人の収入も、最高時でも$42,000以下に抑えているので
累進課税の税金を、一番下のランクで支払っていけそうです。

ただし加味できていないのが、売却益の課税所得です。

私のライフプランだと、株価が伸びているはずなので
必要な生活費を下ろすときに、かなりの額の売却費が
かかってしまうのではないかと危惧しています。


こう計算してきて、リタイア後に、ただただ貯金を
取り崩しながら生活するのって怖いなーと思ってしまいました。

毎月配当をいただいても、株価が少しでも落ちれば
そんなの一瞬で吹き飛んでしまうし
特に低迷してる月なんか、気が気ではなさそう。

収入がない状態で、計画通り年間1000万円以上もの
生活費を、果たして使えるのでしょうか・・?!

なんのために貯金してるの!って自分を奮い立たせて
慣れなくちゃアーリーリタイアなんてできませんね。


・・計算疲れた!
けど楽しかったです✨