日本ではコロナが沈静化し、国内旅行や外食などの
経済活動が着々と戻ってきているようで、何よりです。
そんな中で私は、友人やブロガーさんの素敵な写真での報告を見ながら
日本ってなんて素晴らしい国なんだろう✨と再認識しています。
コロナ禍でオリンピックを開会し、新感染者数も最低まで抑え込み
国民の反発もそうない日本政府は(側から見る分には)素晴らしいと思います。
また、現在私が住んでいる国は、秋冬にかけては雨季にあたり
日本の秋晴れと紅葉、温泉や美味しそうな食事を見ていると
やはり羨ましく、あぁ日本に帰りたいなぁ、と思ってしまうのです。
私が海外生活を続ける理由
それでも私が海外生活を続けている理由は
・夫の仕事の関係
・子ども達の教育
・贈与税や相続税がない
・今の家の快適さ、利便性、周囲に自然が多い
この4つが全てと感じています。
夫の仕事の関係
我が家は夫が稼ぎ頭です。
私が取ってかわろうだなんて、非効率極まりないので考えたことすらありません。
家事や資産管理能力は、断然私の方がありますし。
彼の業界は、日本では現在のお給料の半分も貰えないという現実があり
そもそも日本語が話せない夫は、戦力にさえなれません。
仕事環境も日本とは比べ物にならないくらい、こちらの方が良いです。
これはもちろん会社にもよりますが、コロナ禍では100%リモートになり
有給も十分に取れ、万が一残業したら(心ばかりの)残業代もいただけて
好きで、やりがいのある仕事内容と素晴らしい同僚にも囲まれ
これ以上ない、好条件の仕事に就くことができています。
ただ、仕事をしている以上ある程度のストレスがかかるのは当然なので
夫の夢はFIREをして、好きなことだけをして暮らすことです。
それの近道は、やはりあと4〜5年間、今の会社で働くこと!
FIRE後は、自分のプロジェクトだけにフォーカスし
それはMacbook一つで世界中どこにいても出来そうなので
まずは最速でFIREを目指したい、というのが今の夫の希望です。
子ども達の教育
日本の教育制度に、我が家の子ども達がついていけるとは思えません。
日本の子ども達って、本当に凄く厳しく育てられてると思います。
ただ、それがいいと思うかどうかは別であって・・
日本に住んでいたら、その流れに乗らないと取り残されてしまうけど
小学生のうちから毎日習い事や塾、その上学校の宿題も、なんて・・
我が家の子ども達は、放課後は校庭で毎日お友達と走り回って遊び
週一で習い事をし、勉強といえば日本の漢字と読書くらいです。
大学進学も、日本みたいな絶対的なシェアは持っておらず
専門的なカレッジに通う学生の方が多いくらいです。
そして特別なスキルを身につけて就職をした結果
平均給料を比べても、日本よりも数百万円高いです。
(その代わりに物価も高いけれど)
なので子ども達が義務教育を終了するまでは、こちらにいる予定です。
贈与税や相続税がないこと
多くの資産を築いている人や、これから築こうとしている私達には
かなり切実で見過ごすことのできないメリットです。
我が家は、夫の給料=家計費とみなし、私が投資運用していますが
利子や運用益を、収入の低い私が申告することによって節税になり
数千万円の(非常用)現金を、共同名義に入れておくことによって
どちらかが不慮の事故で亡くなっても、不自由なくアクセスが出来ます。
遺言作成などの事前手続きは、日本よりも重要になりますが
将来、夫婦共に亡くなっても資産は子ども達にそのまま残りますし
(もちろんDIE WITH ZEROを目指すつもりではいますが)
相続税の心配をしなくてもいいので、安心感はあります。
今の家の快適さ、利便性、周囲に自然が多い
これは、日本でもどこに住むかにもよるので
上の三つに比べたら取るに足らないことですが
要は、今の生活環境に満足しているということです。
私達が自宅を買えたのは滑り込みセーフだったと思っていて
マンションではあるけれど、160平米の広いユニットです。
最高の立地で、ダウンタウンや国際空港にも車で30分の距離で
普段の買い物、子ども達の学校、その他市の施設も全て徒歩圏内
車で30分も走れば海や湖、ハイキングやスキー場へも行けます。
もちろん、毎日ここに住んでいたら飽きてはくるけど
それは、頻繁な海外旅行で回避できると思っていました。
が、現在の状況に加え、この先のパンデミックの再来・・
日本に居れば沖縄から京都、そして北海道まで
四季折々の景色や食事、温泉を堪能することができるんだなぁと
なんとも羨ましい気持ちでいっぱいなのです。
隣の芝生はどこまでも青く
足るを知り、現状に感謝をして満足することが一番なのは承知ですが
連日続く雨で、ちょっとメンタルが弱くなってるのかも知れません。
まぁ、こういう日もあるということで。