夫婦でFIRE@50歳を目指すブログ

** 2023年 投資収入340万円 (配当170万&利子150万&利確20万) **

相続のこととか

親が古希を過ぎ、いつか来る、相続のことを考えることも増えました。

幸い私の親はそういうことをしっかり把握していて
生前贈与などで極力非課税になるように調整はしているみたいだけど
人間誰も、亡くなる時期なんて計画はできないし
私もきちんと理解した方がいいと思ってまとめてみました。

実際いくら支払うことになるのかはこういうサイト計算することになります。

今はまだ親の大体の資産しか知らないし、
亡くなった時に、遺すお金があるのかどうかも未知ですが
片親が亡くなった場合は4200万円(配偶者控除で1億6000万円までゼロ)
両親が亡くなった場合は3600万円までなら、相続税手続き必要なし!

ただ、実家の評価額を含めないといけないので
(今で評価額1800万円、今後どこまで下がるかはわからないけど)
現金がもし数千万円残ってしまっていたら、越えますよね・・
(相続時に売却するのであれば、金融資産だけの合計で大丈夫だと思う)

*相続税を支払う例として*
仮に全資産5000万円を遺して両親が亡くなったとすると

5000万ー3600万=1400万円が課税対象額になり
税率が15%、控除額が50万円なので
1400万x15%ー50万=160万円の相続税を支払う 

4000万円だったら
4000万ー3600万=400万円が課税対象額になり
税率が10%、控除額が0円なので
400万x10%ー0万=40万円

どちらにしても心配するような金額ではないけれども、
相続税の手続きが恐ろしく面倒だなぁ・・
子供がすでに巣立っていればまだしも、
もしそうでなければ日本に滞在できる時間も限られていると思うし。

すごーく長生きをして、お金もほぼ使い切ってくれていたらいいな。


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(被相続人が亡くなった人 * ◎が国内外資産、△が国内資産のみ)

分かりやすいのがこのチャート

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被相続人=亡くなった人なので、親が亡くなった場合
私がどんな条件だったとしても、国内外の資産が課税されます。

国内に関しては上記のようにクリアなのですが
若干残っている親の海外資産をどうにかしないと・・
もうこっちに旅行しに来ないようになったら解約するしかないかな。


私が亡くなった場合、これはこれから考える余地があるのですが
亡くなる10年以上前に、親(私)も子も住民票が日本になければ
日本国内の資産のみ課税されるということになります。

万が一、海外資産にまで課税となると
我が家のほとんどの預貯金が私名義なので(税金の関係上)
かなりの額を日本政府に持っていかれることになるでしょう。

子供達にも、海をまたいでの手続きの迷惑はかけられません。


日本の実家の維持には手間暇や維持費、税金などの手続きも煩雑だし
両親が住まなくなれば、相続の際に処分をするつもりでいます。
(私が相続後に売却では、居住用財産の3000万円の特別控除は適用不可)

ちなみに、売却益の計算の仕方は
譲渡所得=(売却価格ー諸費用)ー(購入価格+諸費用ー減価償却費用)
減価償却費=建物購入費×0.9×償却率×経過年数

仮の数字を入れて計算してみたら
減価償却費:1800 x 0.9 x 0.015 x 60 =1458
譲渡所得:1500 - (3000 - 1458) = - 42万円
なので、譲渡所得が出るか出ないかは、結構ギリギリ?!
あと10年〜20年後の売却価格次第ですね。


実家売却をしたら、私と子供達は住民票を入れられなくなるため
銀行口座も解約、一時帰国時に医者にはかかれなくなるでしょう。

つまりその後は、日本人のままであれども、旅行者として
ホテルやAirbnbなどに短期滞在(それでも1ヶ月くらいは滞在したい)
をすることになると思います。
傷害保険にも入って行かなくてはいけなくなりますね。

実家がなくなると言うのは残念な気持ちもありますが、
空き家の管理や固定資産税を気にしながら生活するよりも
メリットがあるのではないかなと思っています。

家を売却すれば私の老後資金にも潤いが出るだろうし
その分で日本帰国時の滞在費が賄えるかな、と。

日本にも両親の遺産は残しておけなくなるので
私が亡くなったときの相続税対策にもなるかなと思います。


お墓に関しても、きちんとした話はしていないのですが
両親には
「お墓はいらないので、タヒチとか綺麗な海にお骨を撒いて欲しい」
と言われています。

私は+αで、実家の近くに永代供養もしてもらった方がいいのでは
と思うので、そこら辺はまだ元気なうちに話し合う必要があるかも。

生きている(しかもまだ頭もはっきりしている)うちに
こういう話をするのは気まずいところがあるのですが
実際にご両親を亡くした方などからは話しておけと勧められます。

時期を見て、両親と話し合わなければ思います。