Amazonレビューも★4.5とかなり高評価!
前回の記事で、3億円を貯めたいと書いたけど、今さらながら
「これだと、95%の確率で資産がなくならない!
しかも資産増加率の中央値が800%だと・・?!」
と気が付き、どうにかせねばと思っていた矢先に見つけた📘
すでに、ある程度の貯金があるのにも関わらず
将来が不安でなかなか使えない、という人向けの本らしく
まさに私の状況にドンピシャ!!
Audibleの一ヶ月無料体験で、早速聴いてみた。
感想は・・要約の動画やレビューを見れば十分だなぁと。笑
何十億ドルもの貯蓄のある人の例を延々と聞かされた時は
「紙の本なら読み飛ばせるのにな」と思ったり
様々な人の事例をあげているけど、それはその人の場合だし
「私には当てはまらないな」ということが多かった。
聴いてみてよかったら本を手元に置いておきたいと思ったけど
不安になったらこの記事を読み返せば事が足りそうだわ😅
ということで、要約&考察してみましょう。
***要約***
今味わえる経験は、極端に先送りせずに今経験しよう
(死んだり、年老いてからやろうと思ってもできない)
今しかできないことに金をかける
人生が豊かになる「経験」の価値を信じる
お金のために生きる(仕事をする)のではなく
生きて遊ぶためにお金を稼ぐ(仕事をする)
節約マインドだと、その時に経験できることをせずにチャンスを逃す
高齢になればなるほど金の価値が落ちる
給料は限りあるライフエネルギーの対価
限りあるライフエネルギーを、どれだけ金を稼ぐために使って
どれだけ経験をするために使うかという、行動の最適化を図る
金がなくなることではなく、人生と時間を無駄にすることを恐れよ
資産を多く残して亡くなった場合は
その資産を稼ぐために使った時間をタダ働きしていた事になる
子孫に相続したいなら生前、意図的に有意義な形になるように与える
26歳〜35歳の間が、(大)金を一番有意義に使える年齢である
60代から90代の退職者の統計で
収入(投資や年金など)と、支出の比の中央値は1:1だった
収入と同程度の支出=資産が減らないということ
資産が5000万円以上の退職者は、20年後または死亡するまでに
資産の12%しか使っておらず、88%を残して亡くなっている
(2000万円以下の少ない資産の人も、25%しか使えずに亡くなる)
(年金受給をしている退職者の場合、4%しか使えずに亡くなる)
1/3の退職者は、むしろリタイア後に資産を増やしている
なぜ退職者はすぐにお金を使えないのか?
・〜60代 Go Go Year、70代 Slow Go Year、80代 No Go Year
(日本人女性の2080年の平均寿命は92歳、健康寿命は80歳)
年代ごとにバケットリスト(明確な生きる目的)を作る
人生で経験したいことは、20代から60代までに経験することが多い
人生の最後に後悔すること
・自分の気持ちに忠実に生きればよかった
・働き過ぎなければよかった
人生の終末期に一番価値があるのは思い出(経験)
純資産のピークの時期を決める(収入以上に支出を多くする時期)
生活費x人生の残りの年数x0.7=死ぬまでに必要な最低額
(700万円x50年x0.7=2億4千5百万円)
この金額をピークとして半円を描くように資産を使い始める
安定しているが充実感を得られない人生ではなく
確実性はないが、心理的に大きなやりがいを感じられる人生へ
大胆に行動するためのポイント3つ👆
・リスクを取るのは人生の早い段階の方がいい
(失敗のダメージも少なく、リターンも大きい)
・行動しないことのリスクを過小評価しない
(安心安全な行動しかしていないと、機会損失になる)
・リスクの大きさと不安は区別するべき
(人は不安に襲われていると、リスクを過大評価してしまう
不安なら、最悪のシナリオを考え、それの対処を考える)
リスクが少ないのにも関わらず、安定性を求めすぎるが故に
チャンスを逃していることがないか確認しよう
不合理な恐れを、夢や目標の障害にしないようにしよう
***考察***
子孫に相続したいなら生前、意図的に有意義な形になるように与える
26歳〜35歳の間が、(大)金を一番有意義に使える年齢である
これ!まさに実践している実母はすごいと思った。
DIE WITH ZEROではなく、日本特有の相続税対策だと思うけど。
相続税の控除額(3000万円+600万円x法定相続人)以上の資産は
残さないようにしようという計画をしているのだと思う。
10年前、祖父母からの遺産を、ほぼそのまま私に相続させてくれ
私達の預貯金と合わせて、現金一括で今の家を買うことができた。
そのお陰で、家賃・ローンなしのストレスフリー&
お金が貯まる好循環を30代前半にして手に入れることができた✨
その上、母の海外口座を作り、送金した生活資金があるのだけど
(万が一、将来母のお金が足りなくなったら返してとは言われている)
おそらく、そのまま私の資産として相続することになるだろう。
つまり、私達の総資産の1/3以上は母からの贈り物ということになる。
30代前半から資産形成ができたのは母のおかげ(と夫のキャリア)。
今の最高に幸せな生活ができているのも、お金のストレスがないから。
感謝してもしきれない、最高のプレゼントだと思った。
数年前には、金額にしたら私の母に比べて1/5ほどではあったが
夫の祖父からも相続があった(夫の母には相続権がないため)。
それを投資資金に入れて、このバブルで増やすことができた。
だから私も、子ども達にPay it forwardしたいと思うようになった。
両親の性格上、完全なるDIE WITH ZEROは出来ないだろうから
現金と実家売却でおそらく数千万円は相続することになると思う。
その時には、私が貯め込むのではなく、子ども達に託したい。
私が両親から恩恵を受けたように、子ども達にも
少しでも金銭的に安定した30代、40代を過ごして欲しいから。
もちろん、私も死ぬときに資産がゼロということはないと思うので
亡くなった後も、子ども達は相続するものがあるとは思うけど。
資産が5000万円以上の退職者は、20年後または死亡するまでに
資産の12%しか使っておらず、88%を残して亡くなっている
これ、ぎくぅぅぅぅ!!!って感じ。
私も今までのリタイアシミュレーターで、投資のリターンを
年平均6%とかにすると、右肩上がりフィニッシュで困ってた。
60代、70代になって、やばいと思って多めに使い始めても
身体的な問題も出てきて、思うように減らないんだろうなって。
まさにこの本に書かれているような事例になりそうだわ・・
1/3の退職者は、むしろリタイア後に資産を増やしている
うん、なんだかんだ言って、うちも増えそう・・
つまり、収入以上に使えという事なのよね!
うちら倹約家にとっては(ケチだとは認めたくない笑)
リタイア後は、年間の収入と支出のバランスを真剣に考えよう。
(1:1だと減らないので、それ以上にしていこう)
少しでも快適な方へ、気分が高揚することへお金を使おう。
生活費x人生の残りの年数x0.7=死ぬまでに必要な最低額
(700万円x50年x0.7=2億4千5百万円)
これも面白い計算方法。
0.7ってざっくりしてるけど、投資の年利を計算すると
大体0.7掛けになるらしい。
10年後の48歳で、それから50年生きるとしたら、2.5億円。
生活費も700万円か1000万円か、老後は減るのかによって
全然変わってくるけど・・でもまぁ、2.5億円は最低でも必要。
ってことで、完全リタイアのタイミングは
3億円ではなく、2.5億円にしようかなぁと思案中・・
とりあえずこんな所です。
今まで何度も書いてきたように、今を生きる!楽しむ!!
これに尽きますね。