夫婦でFIRE@50歳を目指すブログ

** 2023年 投資収入340万円 (配当170万&利子150万&利確20万) **

老後は日本に移住?

前回、現在私が海外に住み続けている理由を書きました。

でももし、この先もずっと世界旅行がし辛い状況だったら

最悪、日本移住も視野に入れています。

 

日本なら国内で四季折々のレジャーを楽しめるし

生きていく基本のご飯も健康的で、美味しい。

もちろん毎日住んでいたら飽きてくるかも知れないけど

それでもこっちよりは選択肢が断然多いです。

 

そこで、日本への永久帰国について、前回の理由をふまえつつ

具体的にシミュレーションしてみることにしました。

 

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夫の仕事の関係

 

いくら100%リモートで仕事ができているとはいえ

重要な仕事内容の一つ、「会議」が一日中びっしりと入っているので

時差の関係もあり、日本に移住してまで同じ会社では働けないでしょう。

 

私が残りのリタイア目標資金を稼ぐ・・ことも出来なくはないですが

リタイアまでの期間が二倍以上に伸びてしまうだろうし

無職で異国の地に移住 × 妻は仕事で忙しいとなると

夫のメンタルの部分がちょっと心配です。笑

 

ということで、やはり夫がFIREしてからの方が現実的ですね。

つまり帰国は最短で5年後の2026年になります。

 

 

子ども達の教育の関係

 

教育のことは前回のブログで書きましたが、

夫は幼少期に引っ越しを何度か経験していて

友人と別れ、転校し、再び新しい友人を作る、ということが

どれだけ子どもにとって負担がかかるかを、身をもって体験しています。

 

周りの話を聞いていても、自分の子どもの頃を思い出しても

やはり子どもにとって、学校での人間関係というのはとても重要で

もし、いい関係を築けているのなら引き離したくはないと思います。

 

なので、二人の子ども達がこちらで就職するまでは

教育と友人関係の観点から、こちらに住んだ方がいいのかなぁ・・。

 

でもこれも、違う人に意見を訊けば

新しい友達を作るというスキル(人に好かれるスキル)は

大人になってからも、仕事をする上でも使えるスキルだし

引っ越しが必ずしも子ども達にとって負担だけになるものではないと。

 

現に夫は、そのおかげもあって成功しているのではないか?と。

 

・・迷いますね。

 

 

就職して自立すれば、親がどこに住んでいたって構わないでしょう。

 

20歳から一人暮らしをしつつも、ほぼ毎週末実家に帰っていた

甘々ちゃんの私が言うのもなんですが(苦笑)

 

そうなると、14年後の2035年以降なら気軽に身動きが取れそう。

20歳そこそこの子ども達を残して日本へ移住できるかな?

私が子離れできていなさそうだな・・。

 

・・でもそこまで待つことができるのであれば

いい加減、このパンデミックも終わっているだろうし

再び海外に行けるようになってるよね・・?

 

一説によると、再び元のような自由に戻れるのは

11年後の2032年だそうです・・😭

 

下の子が17歳・・

小さい頃に海外経験をたくさんさせることは難しくても

それくらいになれば体力も、趣味も親に合わせられるし

私達も時間的・金銭的に余裕ができるし

全ては最適のタイミングで起こる、のかも知れません。

 

 

贈与税・相続税の問題

 

贈与税に関しては、すでにリタイアをして移住するだろうし

日本に移住する前に分けておけばいいとして、問題は相続税。

 

万が一、私が先にお星様になってしまったら

後の人たちは日本語が心許ないので、手続きも大変そう。

 

まぁ、お金さえあれば人を雇うこともできるだろうけど・・。

 

 

こちらにいるうちに、子ども達へ贈与しておいて

足りなくなったら送金してもらうという形にしてもいいかな。

 

ただこれはちょっと危険で、一度自分の口座に入ったお金って

いくら親のお金だと思っていても、出し渋りしちゃうもの(実感中)。

 

・・そもそも、贈与したら私のお金じゃなくなるか。

自分のお金じゃなくなるのはやっぱり困るかな。

 

 

贈与税・相続税のことだけ考えたら

日本への永久帰国は「損」になってしまうけれど

ぶっちゃけ、自分が死んだ後のことは知ったこっちゃないと

割り切れるのであれば、この理由を足枷にするのは勿体無い。

 

日本にいれば、むしろ「資産を使い切らなきゃいけない」と

DIE WITH ZEROの目標に近づけるのかもしれないし

悪いことだけではないのかなと思います。

 

 

銀行口座と投資口座の問題

 

私の住む国では、日本みたいに、居住者でなくなった途端

全ての銀行口座を解約しなきゃいけないわけではないのですが

8〜9000万円分+家の売却益(5000万円くらい?)

は、日本へ移動する必要がありそうです。

 

そして、残した口座などの確定申告をしなければいけないし

煩雑な手続きが増えることは間違いありません。

 

 

現在7000万円くらいになっている株の口座は解約なので

将来のために積み立てていた株を現金化せざるを得なくなり

税金が一度にかかり、将来見込んでいた含み益もなくなります。

 

しかも、二重課税をされることはありませんが

こちらでは一切無税だった投資口座(TFSA)はもちろん

収入が低いときに引き出す予定の個人年金(RSP)や、公的年金も

受け取り時に、一律25%の税金を支払うことになります。

 

つまり今まで綿密に計画してきたシミュレーションがパァ💥

なので、この問題に関しては、完全に「損」です。

 

 

国の共産化

 

この国では、今後、ワク💉が全国民義務化になるという噂もあり

(すでに一部の業種では義務化され、仕事を失う人も出てきています)

共産化していない日本が、本当に羨ましいです・・

 

自分の意志で、打つか打たないかを選択することができなくなり

反対意見や議論さえ禁止される世の中が、とても恐ろしく感じます。

 

でもこれが今の、そしてこれから先(10年)の時代の流れだし

長いものには巻かれた方が、当然楽に生きられるのですけど。

 

日本は、欧米諸国のようにならないことを願います。

最悪の時の逃げ道を残させて欲しい・・

 

 

まとめ

 

私達の家族にとっては、日本への移住は

やはり、メリットよりもデメリットの方が多そうです。

 

こちらの友人は、独り身になったら考えるという人が多いです。

晩年は、食や、サービスや、言語が通じる方がいいからって。

 

私には兄弟がいないので、一人になったらそれこそ

日本に帰るなんていう選択肢はなくなりそうだけど・・。

 

2035年以降、子ども達が成人し独立してからもなお

理想のリタイア生活ができそうになければ

その時に永久帰国も考えてみようかなぁ。

 

もし、その時に本気で永久帰国をしたいとなれば

数年間かけて株の売却など準備をすることになるだろうし。

 

 

でもおそらく、こちらとあちらを行ったり来たりになるのかな・・。

自国民の夫と一緒にいれば、私の移民権がなくなることはないらしく

こちらに自宅や銀行口座などの「生活の基盤」があると認められれば

防犯上の心配はあれど、どれだけ長い間自宅を留守にしていても

こちらの国の居住者としてみなされるそうです。

 

夫は外国籍なので、3ヶ月間しか日本の観光ビザが下りないのを考慮すると

やはり、春と秋に2〜3ヶ月の一時帰国になるんだろうなと思います。

(他の国に一切行けないとしたら。行けてたら1〜2ヶ月間)

 

 

予言通り10年後には、不自由なく世界中を行き来ができる

元通りの世界になっていて欲しいと切に願います・・🙏

 

 

**追記**

こちらの介護施設にお勤めの複数の知人から、こっちの施設や

日本の介護施設とは比にならないくらいヤバイと教えてもらったので

もし一人で生活できなくなり、子どもの助けもままならないとなったら

絶対、日本の介護施設に入所したいなと思いました・・。

 

成田空港の近くなら、子ども達も面会や手続きに来やすいし

まぁ痴呆になったら、面会に来ようが来まいが

職員の介護が手厚かろうがそうでなかろうが

私自身は何も分からないかなと思うのだけれど・・